
・Fラン大学に行く意味はある?
・Fラン大学に行くなら高卒の方がまし?
このようにFラン大学に行くのに少し抵抗がある人がいますよね。
職業能力開発総合大学校は知名度が低く、もしかしてFラン大学では?と思ったでしょう。
しかし結論から言うと職業能力開発総合大学校はFラン大学ではないです。
なぜそう言い切れるのか、理由については下記で解説していきます。
この記事を読むと職業能力開発総合大学校の知られざる魅力がわかります。
Fランク大学とは?


Fラン大学の定義
まずFランク大学の定義として、河合塾の模試で倍率の低い大学の偏差値の算出が不可能であったことが最初の語源です。
ネットなどではMARCH以下は…なんてことも言われますが、
その内容に当てはめてみるとほぼ全ての大学がFランク大学となってしまいます。
なので今回は河合塾のボーダーフリー記載を基準として定義していきます。
定義としては、以下の通りです。
- 偏差値35未満
- 定員割れに伴い偏差値が算出不可能
Fラン大学の定義が分かったので、職業能力開発総合大学校を調査していきましょう。
職業能力開発総合大学校をFラン大学の基準で検証


職業能力開発総合大学校の偏差値、倍率を調査しましたので、Fラン大学の基準に照らし合せていきましょう。
職業能力開発総合大学校の偏差値、倍率について検証


職業能力開発総合大学校の偏差値・倍率はこちらになります。
機械専攻:偏差値40.0
電気専攻:偏差値37.5
電子情報専攻:偏差値42.5
建築専攻:偏差値42.5
機械専攻:1.4倍
電気専攻:1.2倍
電子情報専攻:2.0倍
建築専攻:1.7倍
専攻によりバラつきはありますが、偏差値・倍率からは職業能力開発総合大学校がFラン大学に該当しないことが分かります。
しかし知名度がないため、名前からFラン大学っぽさは抜けないですよね。
次に「Fラン=就活で不利」というイメージもあるかと思いますので、ここも確認していきましょう。
職業能力開発総合大学校の就職状況はどうなの?


職業能力開発総合大学校の学生は7年連続で実就職率100%を達成しています。
そして就職先は大きく分けて2種類。
- 職業訓練指導員
- 民間企業
職業能力開発総合大学校を卒業すれば間違いなく、就職できるということです。
つまり、Fラン大学によくある「就職する時に困る」という問題も関係ないことが分かります。
受験生が知らないだけで企業は職業能力開発総合大学校をとても魅力に感じているのです。


なぜそこまで企業が魅力を感じているのか


実は職業能力開発総合大学校の授業時間は普通の大学に比べて約2倍くらいあります。
4年間の総授業時間数は5600時間です。
その理由は、学士取得に必要な科目以外に、国家資格の勉強、技能を身につけるための実習科目が多く用意されているから。
企業はそんな勉学に打ち込んだ職業大生を評価しています。


職業能力開発総合大学校の評判はどう?


Fランでないことは分かったけど、実際の職業能力開発総合大学校の評判はどうなのか見ていきましょう。
東京にキャンパスがあるのに学生寮が完備
職業能力開発総合大学校は東京都小平市にキャンパスを構えています。
しかも学生寮が完備されているため地方出身者には嬉しいかぎり。
昔のイメージの学生寮と違い、個室で安く住めるがメリット。
普通科から進学しても安心なカリキュラム
実は実習が他の大学に比べて多いことで有名です。
しかし職業能力開発総合大学校の学生は8 割が普通科出身の学生となっており、在校生全体でも 80 ~ 90% は普通科出身。
基礎から学ぶカリキュラムになっており、教授たちも人を育てるプロなため専門科目は問題ないです。
むしろ数学は工学系では必須なので、普通科で勉強した知識が役立つことも。
さらに自信の無い方を対象に基礎数学演習という教科もあり、苦手意識を取り除くサポート体制もしっかりあります。


講師陣や教育スタッフの質と評判も良い
職業能力開発総合大学校は教員が100名以上在籍しています。
専門分野の第一線で活躍している教員はもとより、テクノインストラクターの国家資格を持つ教員も半数以上いるので、知識や技能に裏付けされた教員たちから多くのことを学べます。
学生一人あたりに対しても教員の数は多いため、とても親身になって相談できるのも魅力。


職業能力開発総合大学校への進学を迷うなら比較しよう


理系の大学は将来安泰なのか?
職業能力開発総合大学校のように理系に就職すると食べていくのは困らないと言われています。
誰しもが知っている企業に入りやすく、年功序列で給料は右肩上がり。
親族からの受けもよい。
そんな安定思考で筆者も理系の大学に進学しました。
ただ、理系のメーカーは、地方の僻地で働かされるリスクあったり、日本の強みものづくりもグローバルな競争が激化しており、立場が脅かされないとは限らないです。
また実際に一定数は社会人になってから大学に通う人がいます。
会社での仕事と,自分のやりたいことのギャップに悩んだ末,異分野の勉強がしたくて,あるいは異分野の資格が取りたくて,再度大学に行ったりします。
実際,普通の会社員だった人が,医学部に入りなおして,今,医者をされている人もいます。
また,事務系の会社員だった人が,工学部に入りなおして,今,エンジニアをされている人もいます。
仕事に必要な専門知識というものを、実際の仕事していく中で必要性を感じたなどの理由により、大学で学びたいと感じ入学するという場合が多いです。
なので就職=安定みたいな保守的な思考だけで、理系進学を決めてる人がいたらもったいないです。
しっかり調べて比較の目線を持ってください。
職業能力開発総合大学校と比較するなら社会人の割合が高いサイバー大学の資料をみておくべきです
サイバー大学の資料を見ることで今、社会人の人たちが本当に必要だと感じている知識、スキルを確認することが出来ます。
比較せずに盲信するのはもったいないので、
まずは比較の目線をもったうえで、職業能力開発総合大学校に入ったほうが後での後悔も失くせますよ。
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まとめ
職業能力開発総合大学校はFランではないことがわかったと思います。
知名度こそ低くく、Fラン大学と認識してしまいがちですが、
偏差値、倍率でもFラン大学の基準ではなく、就職にも強いです。
さらに立地は東京都にあるため、キャンパスライフを満喫することもできる大学です。
また高校生のうちは実感がないかもしれませんが、今の進路選択は将来を左右する大事なものです。
大人になってから振り返ってみれば、高校生の頃の進路選択が人生の岐路だったことに気がつきます。
たとえば、「理系か文系か」もそうですし、「大学か専門学校か」もそうです。
「あのときに、大学へ進学していれば」と後悔している人もいます。
今は実感できないかもしれませんが、「今の進路選択は将来を決める」というのを頭の片隅にでも入れておいてください。
そして、真剣に考えてください。
そうすれば将来、後悔の少ない人生になるはずです。
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