・職業能力開発総合大学校に学生寮はあるの?
・どうなっているか知りたい!!
大学への進学が決まり、家族と暮らしていた自宅から離れて暮らさなければならない場合、
入学金や授業料の支払いに加えて一人暮らしの費用も必要となります。
一人暮らしの住まいというと、マンションやアパートが一般的でしょう。
しかし、職業能力開発総合大学校に入学する学生の場合、学生寮という選択肢もあります。
学生寮には良いところがたくさんありますが、もちろん合わないという人もいらっしゃるでしょう。
本当に学生寮で良いのか?
そんな不安をここで解消しましょう。
この記事では職業能力開発総合大学校の学生寮の実態、メリット・デメリットについて紹介いたします。
職業能力開発総合大学校の学生寮とは?呼び名は「滄水寮」
職業能力開発総合大学校の学生寮は「滄水寮」と呼ばれています。
職業大の敷地内にあり、学生が快適に過ごせるように設備が整った寮です。
寮の部屋数
寮は部屋数143室の鉄筋コンクリート構造の建物です。
部屋数は男子用120室、女子用22室、身体障害者用1室となっており、
職業大の1年生~4年生の学生が暮らしています。
そんな滄水寮には、通常のマンションやアパートでの一人暮らしにはない、
さまざまなメリット・デメリットがあるので見ていきましょう。
学生寮「滄水寮」ならではのメリット
滄水寮のメリットは5つありますので、詳しく解説していきます。
- 立地が良く、コストパフォーマンスが良い
- 全室個室で家具や家電が備え付けのため入居費用が抑えられる
- 食事付きのため、栄養バランスが保たれで健康的な生活が出来る
- 常駐管理だからセキュリティー面で安心
- 他専攻の同級生や先輩方との交流が深められる
立地が良く、コストパフォーマンスが良い
職業能力開発総合大学校の学生寮は周辺にあるアパートに比べ圧倒的に安いです。
周辺にあるアパートで暮らす場合、光熱費や食費を含めると一カ月平均7~8万になります。
しかし職業能力開発総合大学校の寮費の内訳は以下のようになっています。
金額 | |
寮の使用料 | 4700円 |
共益費(光熱費・水道代)・備品更新積立金 | 12000円 |
食費(1日3食) | 1010円 |
寮なら食費込みで一カ月約39000円で東京に住めるのは格安です。
しかも学校と駅が徒歩5分以内と立地も最高。
学生寮の良さは、生活費をになりますね。
全室個室で家具や家電が備え付けのため入居費用が抑えられる
職業能力開発総合大学校の学生寮は全室個室で鍵付きです。
そして学生寮には生活に必要とされる最低限のものが備え付けられています。
冷暖房エアコン、ベッド、マットレス、机、クローゼット、書棚、カーテン、インターネット接続可能なWi-Fi
あと生活に必要なものは冷蔵庫と洗濯機です。
洗濯機は共有スペースにありますが、冷蔵庫が欲しい場合は自分の部屋に小型の冷蔵庫を設置できます。
これにより引越しの際に購入するものが少なく、
ぐっと費用を抑えられ、入居したその日から快適な暮らしのスタートが可能です。
食事付きのため、栄養バランスが保たれで健康的な生活が出来る
1人暮らしになると、食事が偏りがちになり体調を崩しやすいです。
しかし寮には食堂があり、朝・昼・晩と3食利用できるので健康的な食生活を送れます。
メニューは日替わりで、管理栄養士が考えた栄養バランスバッチリなものばかり。
ボリュームも満点です。
毎日できたてのご飯を食ることで人の温かさを感じ、実習や抗議で疲れた体も癒されることでしょう。
またアルバイトで帰りが遅くなっても、
その日のうちに食べることを条件にお弁当を用意してもらうことも可能です。
常駐管理だからセキュリティー面で安心
寮の入口はカードキーによる施錠でセキュリティはもちろんのこと、
舎監が常駐管してくれているので安全管理はバッチリ。
急病のときにも、しっかり対応してくれるので安心です。
さらに女子部屋のベランダ付近には木を植えて外からも見えにくく、外には監視カメラも設置しているので万全。
他専攻の同級生や先輩方との交流が深められる
最初、学校生活に不安を覚える学生でも寮のおかげで早く友人ができます。
学校では交流する機会が少ない、他専攻の後輩や先輩とお話をする機会がたくさんあり、刺激を受けやすいのも特徴。
また同じ目標を持って勉強に励むことが出来るので勉強のモチベーションにも繋がります。
学生寮「滄水寮」のデメリット
メリットの多い、滄水寮ですがデメリットもあります。
3つありますので詳しく解説していきます。
- 共同のお風呂やお手洗いのため気を遣う
- 入寮期間に縛りがあるので人間関係でもめると、しんどい
- 入寮基準があり、倍率が高く、希望者が全員入れない
共同のお風呂やお手洗いのため気を遣う
共同のお風呂やお手洗いのため気を遣ってストレスに感じることもあります。
しかしお風呂やトイレが共同だと自分で掃除をしなくて良いのは楽です。
一人暮らしだと特に水回りなど汚くなりがちですからね。
入寮期間に縛りがあるので人間関係でもめると、しんどい
職業能力開発総合大学校の学生寮は基本的に一度入寮すれば4年間過ごすになります。
そのため、騒音などで、もめることがあるとしんどい場合も。
全室個室なので共同スペースなどで会うこと以外はないですが、生活でストレスを感じてしまうかもしれません。
入寮基準があり、倍率が高く、希望者が全員入れない
職業能力開発総合大学校の学生寮には入寮するのに基準が設けられています。
審査基準は以下の2つで決められます。
- 職業能力開発総合大学校に通学でかかる時間が90分以上
- 家庭の経済状況
やはり立地が良くて、駅と学校も近いため応募する人も多いです。
学年によって異なるが男子寮と女子寮の倍率は高いのが現状。
だいたい1学年に割り振られる部屋が約30部屋なので60人ほどの応募です。
- 男子寮:2.1倍
- 女子寮:3.2倍
学生寮に入れない場合もあるので、周辺のアパートの情報も調べる必要があります。
学生生活の醍醐味を味わうなら学生寮がおすすめ
正直な所、学生生活の醍醐味を味わうなら学生寮をおすすめします。
ですが、これはあくまで私個人の意見です。
人それぞれ性格、価値観がありますので、そこは自分なりにしっかり考えてみてください。
最初にも言いましたが、一人暮らしするよりは、学生寮の方が費用は安く済みます。
ですが、短いようで長い学生生活を過ごすわけです。
費用だけで考えるのではなく、自分の性格に合わせて選択することがポイントになってくると思います。
ここで、「安いから」という理由だけで学生寮にしてしまうと、あとあと大変です。
学生寮の良いところ、悪いところをしっかり考えていただき、
自分に合っているか、そうでないかをしっかり見極めていただければと思います。
まとめ
職業能力開発総合大学校の学生寮は想像していたイメージより良かったと思います。
しかし学生寮がいいのは職業能力開発総合大学校の魅力の1つでしかありません。
もっと多くの魅力ある学校なのでぜひこちらの記事も参考にしてみてください。